日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

糸のようでしたが

2024年05月26日 | 生活・ニュース

 ホームセンターの苗売り場、「育つかなあ」と思いながら買ったのは表示に「ケイトウ カラフルミックス」とあるケイトウ。茎の太さは太めの木綿糸くらい、小さな黒いポットに束のようにして植えられているから、かろうじて立っているのではなかろうか、極小の花が哀れに思えたので試してみようと連れて帰った。

 暇を与えていた鉢に植え替えるが、カラカラになっているこの土では植えれない。細かく柔らかくして水で湿し、細い棒で穴を作り、そこに糸のような苗を移す。1本にしてみると根はそれなりにしっかり張っている。これならと、気を良くして丁寧に丁寧に植え変えた。およそ30本くらい、植え替え手術後はくたびれたような姿勢をしている。まずは日陰で安静にさせる。

 3週間余り経った。驚くほど元気で茎も太くなり伸びた。花も大きくそれらしくなってきた。それは丁寧に植え変えてもらったお礼です、と花の気持ちを勝手に解釈している。今年はほかの花も調子がいい。そのひとつ、数年前の母の日に届いたユリが昨年の咲を詫びるように順調に咲いていて、妻の顔がほころぶ。

 このケイトウは密集して鉢植えするのが掟のようだが、育て方は買い主の思うままにさせてもらおう。押し合いへし合いしている鉢植えの写真を見るとちょっとかわいそう、陽を浴びて気ままに伸ばしてやろう。表面が乾燥したら水をやっている。

 (今日の575) 植え方に合わせて咲いて楽します
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