日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

八十路の語り

2022年10月29日 | 生活・ニュース

 快晴の青空。歩くには快適な気象条件。日差しがまぶしく少し下向きで歩いていた。「元気そうじゃのう」と自転車が止まった。彼は70年以上続いた店舗を最近閉めた同級生。理由は職人技の個人商店では商いが出来なくなった、閉店のお知らせを張り出しているときに聞いた。

 この年になると出会うとまずは体調の話から。彼は腰の調子が悪く20分ほど歩くとしばらく休憩しないと先に進めないという。子や孫が名古屋や東京ばかりに住んでおり、乗り換えがきついのでなかなか会えないことを愚痴っていた。ただ、名古屋へは車で、休憩をとりながら7時間かけて出かけていると少し笑顔。

 歩く歩幅が狭くなっただけ歩数が増えた、たわいないそんな共通点で笑いあう。定期的に家庭医の世話になること、食べることに気を付けている、酒と縁が切れたことなどいくつかの共通点がある。彼は若い時からの毎朝の墓参りは今も続けているという。これには参った。

 学校はお休み。運動場で小学生が数人の指導者のもとで上級生と下級生に分かれてサッカーの練習をしている。キビキビした動きが気持ちよい。休憩の声で一斉に水分補給。飲み終わると個々にボールを蹴る。サッカーが好きなんだと眺める。この子らが私らの年代になるころも子どもらのサッカーが楽しめる世であってほしい。

 (今日の575) 八十路坂元気なところ語り合い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする