「忙しくて朝食抜き」、お決まりのようにドラマなどでは聞かされる。忙しければ少し早く起床したら、と言いたい。現実にどのくらいそうした勤め人がいるか知らないが、それで満足な仕事ができるかと問うてみたいが、年金生活ではそうした環境から遠のいている。私はこれまで特別な理由のない限り食事を抜いたことはない。
あるところで昼食談議の輪の中に入ってしまった。それぞれがお気に入りの昼食、ランチという表現が多いが自慢の外食メニューをスマホを開いて見せあう。私にはそれがない、ということで陶芸教室のブログにアップしたある日の昼食写真を見せた。場の雰囲気は「これが昼食?」という感じだった。
それは陶芸教室のある施設の食堂で提供される昼食。以前は750円の和洋中で、高齢者仲間みんなが大満足の内容だった。いろいろ事情があり昼食中断の時期もあったが、今は毎回、写真のような内容とコーヒー付きの550円で続いている。再開当初は見た目も内容も量も物足りない感じだったが、不思議なもので続くと慣れたのか馴らされたのか食べた、という感じになって来たから不思議だ。
スマホに残されたそれぞれは、サラリーマンが毎日の昼食とするには、私の感覚ではかなり高額の小遣が使える人でないと厳しいだろうなと思える。だから「ランチ」という表現になるのか、そう思いながら、我らのかき揚げうどんと握り飯は年金生活者同好会のお昼として納得納得と言い聞かせおさめる。
(今日の575) 社食でのお皿選びに人柄が