スマホによる事故やトラブルも起きている。ひやりとした経験二つ。狭い道を車で通っていた。向こうからスマホ画面に熱中している姿の青年が歩いてくる。車を止めて様子を見ていたが気づかず、車に向ってくる。軽くクラクションを鳴らた。ちらっと上を見たが、車すれすれに通り過ぎた。注意の声掛けをしたが姿勢は変わらなかった。
スーパーの商品棚と商品棚の間の狭い通路。スマホ電話に夢中の女性が止まっている。そばをすり抜けようとしたら女性がカート急転回、私の押しているカートにゴツン、それでも何事も無かったかのように去って行った。気をつけろ、声を掛けたが振り向きもしない。こんなだからスマホ使用中の事故は起きるはずだ。
2024年のサービスが終了するまで二つ折り携帯を使うという知人がいる。笑いながら、自分の寿命との駆け引きと笑いながら4Gや5Gに見向見もしない。高齢者の多くもスマホ使用をするのを見かける。切り替えて良かった、それは送って来る孫の写真に元気をもらうという投稿が載っていた。その使途だけではもったいない気もするが、楽しめればいいか。
孫に留学時の生活の不便を問うたところ「スマホがあれば特に不便はなかった」とケロッとしていた。それはどうしてかと、問うてみる知識のない自分に愛想をつかしたことを思い出す。便利な機能を備えているが、使いこなしているのはほんのわずかだ。でも、歩きながら、運転しながら使用をしないことを厳守している。
(今日の575) スマホならチャンネル権は我ひとり