日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

子どもの日雑感

2022年05月05日 | 社会 政治

 全国的な五月晴れで3年ぶり規制のない子どもの日、各地の人出映像も子どもが主役のようだ。その子ども(14歳以下・含む外国人)の数が41年連続して減少していると報道はトップ扱い。その数は1465万人、全人口に占める割合は11.7%でこちらは48年連続で低下という。年齢層が低くなるにつれ出生数が少なくなっていると分析されている。

 現役のころ、仕事の一つに採用担当を担っていた。30数年前になるが「今年から小学1年生が連続して減少」、こんな新聞見出しを見た。担当者会議で話題にしたら「そのうち回復するだろう」という意見に、私を含めて異をとなえる者はいなかった。しかし、その傾向は回復しないまま続いていたことになる。

 「少子化は一段と進み、新型コロナウイルスの感染拡大による出産への不安が拍車をける」、こんな解説も載っている。その背景の一つに、安定した生活に繋がる仕事に就けない、給与が上がらないなども容易に推察できる。終身雇用に良否賛否はあろうが、今ほどの混乱は無かったと思う。今は仕事に対する社会のとらえ方が、昔とは大きく変わっている。それが現在、という表現で収まっている。

 妻の実家からの兜を飾らなくなって久しい。今年も陶芸教室で手作りした兜を飾った。毎年、世界の子どもらの安全な成長を願いながら飾るが、今年はウクライナの子ども等の命を守ってと願わずにはおれない。軍備には軍備だけない平和の模索を為政者に望みながら。

 (今日の575) 子どもらの人権守り育てよう
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