10月なのに各地で連続何日もの夏日が続くという気象予報が一転して「西高東低」の気圧配置に変わり、寒くなるから気をつけるよう呼びかける。何とかと秋の空というが、自然に人間の姿が移ったのか気象も急変する。北の地域予報では冬用タイヤの装着を呼び掛けている。
こんな気温の低下が呼び水なのか、市内北部各地でクマの目撃情報が連日発せられている。中には柿の木にクマの出没跡が見られたという内容もある。民家の近くかもしれない。付近の住人に公報では戸締り、生ごみの処理などに気をつけ、外出する際はクマに注意するよう呼び掛けている。彼らも冬眠準備に忙しいのだろうか。
真っ青な秋空に白い雲が風に吹き流されるのか忙しそうに去っていく。天空も季節の急変で忙しいのだろう。そんな上空の動きを見ながら川沿いの遊歩道を歩く。最近はこの道沿いは経費が無いのか全く整備されず、歩道を雑草が覆うところもある。コロナ禍、歩く人も少なく、雑草や雑木が遠慮なく伸び、絡み合っている。
新型コロナは新規感染者の発生減が続く。一方で規制が解け人流は増え経済活動も動き始めた。ころは秋、何にをするにもいい季節だ。第6波への途に続かないことを願う。インフルエンザ(流感)も息を吹き返す季節がきた。コロナ自粛で昨年の流感は抑えられたというが今年はどんなことになるのだろうか。健康のため気圧配置の変化にも敏感な歳になったようだ。