日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

衣替えも時の流れで

2021年10月01日 | 自然 季節

 中秋の名月の日かから1週間目の夜明け、今朝6時、雲ひとつない快晴の空に月が頭上真上で白く浮かんでいる。これは下弦の月、下弦の月は真夜中に東の空に上り、明け方ころに南中、そして昼頃に西の空から沈んでいく。東日本では台風16号が猛威を振るっているが西方は予報通り最高気温は31度に達した。

 今日は6月1日に続いて、今年の2度目の衣替えの日。最近は着る物、こんな言い方は古くファッションの楽しみが年齢層で大きく変わり、衣替えが行われなくなった、とクリーニング関係の人から聞いたことがある。学校なども以前ほどの厳しく指導しなくなったという。そういえば今朝の登校の児童や生徒らは昨日までと変わっていない。

 就職して貸与される制服、三交替職場では仕事着とも作業着とも呼んでいたが、夏と冬の2種類が各2枚支給されていた。几帳面に6と10月の頭には取り換えていた。いつの頃からか衣替えが緩やかとなり個人の思いに変わっていった。東京の本店から工場に転勤した学卒が、通勤着代が助かると本気で話していたことを思い出す。

 先のクリーニング関係の人。衣更えは季節の変わりだけでなく、お世話になった衣服の汚れを払い、次のシーズン気持ちよく着れるよう備える大事な行事という。そのためにはクリーニングが必要とそこで本業が顔をだす。なんでも欲しい物が溢れる今の社会、手入れしなくて断捨離は理解できない。数年前に閉じたクリーニング店内、ポリ袋を掛けた衣服が何着も吊られている。クリーニンしようとした気持ちはどこへ消えたのだろうか。
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