ついの棲家を新築するとき物置も併せて発注した。業者へは空き地に合う大きさで長持ちする品を依頼。その物置、庭に座って早27年目になる。大きいに越したことはないが、まあ、大きさに合わせて使っている。数年前、屋根の何カ所かに茶色の錆が出ているのを発見した。錆を落とさなくても塗れるペンキ、のあることを知り、ホームセンターで確認し塗った。
最近、少し錆が目立ち始めたので、秋日和の日に屋根に上がりペンキを塗り錆を見えなくした。これで何年か耐えてくれるだろう。比較しても何もならないが、公共の施設で耐用年数前にメンテ不十分、老朽化などから補修、それでは済まなくて建て替えや撤去という小さな記事に出会うことがある。しっかり管理して欲しい、そんなことを思いながら屋根から降りた。
我が家の物置はCMで「やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫!」と、スーツ姿の人を中心にして声をあげるイナバの物置。作りはしっかりしているようで、たまにはレールに油を注すが両開きの引き戸もスムースに動いている。本当に100人乗っている、と数えたいがお知らせ時間が短すぎる。屋根に錆が出るのは使用何年後からか知りたい。100人乗って大丈夫と同一品かどうかは確認していない。
物置とは「普段あまり使わない雑多な道具などを入れておく場所。また、そのための小屋」(明鏡国語辞典)。我が家のそれはこれにぴったり。脚立、夏場に使う簾、庭いじりに使う道具、花用の肥料や土、ちょっとした大工道具、消毒用殺虫剤、まだまだ有るがこのくらいにしておこう。日常欠かせない相棒が住んでいる。