日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

廃止は寂しい

2021年07月10日 | 回想
 

 突然ですが、貯預金を引き出すときはその通帳と登録した印鑑を持参、支払伝票を書き押印し窓口へ出す。しばらくすると現金と通帳が手元に返って来る。これか効かなくというか普通でなくなって何十年、やがて貯預金通帳も廃止されるという。多方面から収入があり、支払いも多岐にわたる現代人には、スマホかカードがあれば現金を手にしなくて生きていける。

 今の収入は長年の勤務の果てに資格獲得、受給となった年金のみ、手元で確認しながら日々使っていくことが安心だし、特殊詐欺に支払う金など持ち合わせていないこともすぐわかる。それでも、集金制度が次第に振り込みにかわり、集金が続いているのは年1回の自治会費の徴収くらいになった。そのために何件かのIDやパスワードの設定が必要になった。

 これらはネットを利用すれば避けられない手続きとなるが、忘備録として残している。先日、ある問い合わせをしたら、久しぶりの使用なので確認事項を求められた。それは手続き時にした「最初に購入した車種」の問いへの答えだった。すっかり失せていたが忘備録に残していて、すんなり済んだ。

 ATMの使用料が値下げの方向に進んでいるらしいが助かる人も多かろう。ATM使用に慣れないころの話し。通帳がいっぱいになると窓口で手続きしていた。ある時、ATMがガチャガチャという音に変わった。驚いて見ていると通帳発行中いう表示に見入っていると新旧2冊の通帳が出てきた。そんな進歩は過去、今は窓口の担当者と同じことをこなす。ついていきにくい時代になったものだ。
コメント
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