日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

入選作の選考

2019年02月15日 | エッセイサロン

 せんこう、今日のテーマに当てはめると「詮衡と選考」の二つがある。前者の詮は分銅、衡ははかりさお、よってはかり調べること。後者は人物や才能などを詳しく調べ考えること」の違いがある。今日は後者について楽しく学んだことを記録しておく。何を選考したかといえば、毎日新聞県内版に1月中に掲載された「はがき随筆」54編からベストテンを選ぶ。

 本来は新聞社指定の3人の選者が入選3編、佳作7編を選ぶ、今月は紙面の都合で発表がなく「ならば我らの会で選んでみよう」、同好会代表の発案で、選考資料が急遽作られ、いつもの例会とは一味違う合評会になった。購読していないので、月間の全掲載作品を目にするのは初めて、作者の高齢化律率の高さに驚く。
 
 全編を輪読し、自己採点で10編を選ぶ。1作品2分余りの短い時間で選ぶことになる。題名と内容の一致度、読みやすさと聞きやすさ、表現の良し悪し、読後のイメージ、文体の好き嫌いなど、例会で学ぶことを思い返しながら直感で選ぶ。私は13編を良しとして選び、そのうちから3編を外し、私のベストテンとした。全員、真剣に取り組んだ。

 集計の結果、1位は同数で2編、3位1編、4位2編、6位1編、7位3編、10位3編で合計12編が選ばれた。本選なら合議で10位は1編だろうが合議はしなかった。私は10編中7編が7位までに入り、3編は落ちた。本選の評と例会での評が一致しないこと事は多々ある。1月度掲載作品について会の評と本選の評がどう違うか楽しみだ。しかし、選者の苦労を少し感じた3時間だった。
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