シルバーウイーク、日本語にすると「高齢者週間」と載っている。敬老の日もこの期間に含まれてはいるが、報道は観光地の賑わいと高速道の渋滞ばかり、シルバーウイークを止め高齢者週間への改称が待たれる。そんな中、帰省で爺ちゃんや婆ちゃんにあったという話しにほっとする。長期休暇、みんなが幸せならそれで良しとしよう。
そんな週間中に出かけられず人出が終わってから所用を兼ねて少し足を延ばした。「大勢のお客様でした」と話す店員さんの顔は、閑散とした店内の様子にひと息している感じ。そのせいか応対もよいように感じるのは思い過ごしか。
道中の彼岸花、日当たりのいい道沿いはそろそろ終わりに近い色と勢い、これは自然の成せるままの生き方。稲刈りが終わっていない田がある、落ちている栗はイガだけ残っている、熟し過ぎた柿も落ちている、コスモスが咲き始めている、ススキの穂が風に揺れる、そんな秋満載の窓外に抜けるような青空から陽が射す。
天気もよく窓を開けて走る。往復104.7キロ、燃費は32.2キロ/Lと積載計器が表示する。VW社のような誤魔かしはないだろうと値に満足する。無理せず安全速度厳守での燃費、ガソリン代に置き換えてみると2人で426円、なんとラーメン1杯より安い。GS店仕舞いの原因もこれだろうがユーザーは喜ぶこの矛盾の解決できるのだろうか。