日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

梅雨明けはまだ

2015年07月26日 | 自然 季節


 昨日、真青な空の下で聞いた会話。

 「梅雨はいつ明けるのか」「気象庁も悩んどる」、「それはどうして」「中国地方で山口県だけ明けていないから」、「山口県は中国地方だろうが」「山口県は気象予報では北九州地区の範疇らしい」、「それはどうして」「そりゃあ知らん」、「こんなき青い空が広がっとるににのう」「台風12号が通過したら梅雨明けらしいというとった」。

 確かに、12号台風通過を待って梅雨明け宣言になる、ローカル放送の気象予報士は首をかしげながら伝えていた。12号は進路を当初の予測よりやや東寄りに変えているようで、山口県も明日の朝までは油断はできない。備えは来たらやる、年を重ねるごとにそれでは間に合わなくなる。転ばぬ先の杖、前もって準備や用心をしておく。

 一昨年の県北部、昨年の広島市内での大きな水害の教訓から生まれた避難訓練が報道されている。災害の直後は、人々の心構えもしっかりしているが、時が経つにつれ人びとが災害があったことを忘れたころ、災害は再び見舞うものである。災害に対しては、普段から十分な心構えをしておくことが大事という戒めが「災害は忘れたころにやって来る」という寺田寅彦の言葉。

 梅雨末期の大雨は怖いといわれるが、幸いなことにこの地区では発生しなかった。梅雨前線は北上しておりこれに寄る大雨は無いだろが、台風は別もの。バケツをひっくり返したような雨が毎日のように各地で発生、道路は冠水し家は浸水という被害が起きている。ことに出合ったら慌てず落ち着いて、頭上の2羽のツバメがそんなことを話している。

 
コメント
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