日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ほらふき

2015年02月06日 | 生活・ニュース


 ある「ほらふき大会」での会長の話。「今日は奈良の大仏様に参加していただける予定でした。しかし、インフルエンザーに罹られ、県内のワクチンを全部集めても足りないので、しかたなく欠席するという連絡がありましたと話し、集まった人を沸かせた」。あるブログを読みながら「なんと気持ちのいいほらだろう」と思い、会場の笑い声が聞こえた、と小さなほらを書く。

 ずいぶん昔の話になるが自称釣り評論家と名乗る人が、わずか10センチほどの釣果の説明する時を例にして「魚釣りほど大ウソつきで大ほらふきはいない」と話す。大きさを説明するのに、まず両手をまっすぐ伸ばし、その姿勢で親指と人差し指で10センチほどの間隔を開ける。そして話を聞く人には人差し指と人差し指の間隔ほどの魚が釣れたと思わせるという。まあ、罪になる話ではなかろうが、落ちを聞いて笑ってもらえるかどうか。

 竹細工の花生けを買った人がしげしげと見ている。花生けの手持ちの棒の先端が通っている穴よりも大きい、と不思議がっている。確かに疑問を抱かせる作りになっているし、押しても引いても動かない。作った人は自分の仕掛けに満足そうで笑っているだけで答えない。そばから「簡単ですよ、念力で通しました」と無責任な答え。買った人は首をかしげながら帰っていった。種を明かさない方が良かろう。

 ほらも笑って収まるものなら済まされるがこれに「大」がつくといただけなくなる。出来もしないことを出来そうに言い、結局はけつまずいた人は多い。ほらは所詮は作り話、奇想天外な話で人を楽しませるほらふき大会は各地にあるという。近場にあれば聞きたいものだ。、
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