日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

恒例のワックス掛け

2013年09月27日 | 生活・ニュース


 午前4時少し前、市の防災メールで「乾燥注意報発表」が入る。この時間は、いつも起床前のうつらうつらになるころ。このところの快晴続きでひと雨欲しいのに、この注意報では望みなしか、とメールを閉じる。5時、新聞を取りにポストへ。晴れ渡った中天に白い弓張月が浮かんでいる。秋晴れの予報も出ており「今日は恒例の行事をしようと」と決める。

 行事は床へのワックス掛けで、涼しくなって快晴の日、と決めていた。18年続くことで段取りも準備も考えることもなく進む。ワックスは腰を落とし、小学生時代の雑巾がけ姿勢で均一に塗る。塗りむらに気を付けながら進める。使用注意書きに「丁寧に」とある。

 ワックスを塗るためにはテーブルをはじめ大小いくつかの物を移動させる。と、先日から探していたものが、思わぬ隅っこに隠れていた。無くても困らないがあった方が便利、そんな小さな樹脂製の部品だが、どうして迷い込んだのか、いや、私がどうしてそうさせたのか思いつかない。時には家具を移動すると思わぬお宝が見つかるかもしれない。

 最近の床用ワックスは取扱い易く品質も良くなり素人でも簡単に塗れる。また、乾燥も以前に比べれば早くその待ち時間が短くなった。手に付いたワックスは膜のようになり、剥ぐのに苦労していたが、最近はぬるま湯を使えば簡単に除けるなど、進歩している。効能通りなら、これで1年間は艶のある床ということになるが、楽しみとしよう。
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