![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/8e/530cd06ca80da439d30b5d8cf83b0b01.jpg)
市民支援センターで「おもちゃ交換ひろば」のおもちゃを寄付してください、と呼び掛けている。29日開催の市民活動カフェで使われるらしい。
息子の使わなくなったおもちゃはかなり整理した。それでも甥や姪の子どもらの使えるものは持ち帰ってもらったりしてだんだんその数を減らした。やがてその子らが来宅した時のために残していたものも不要になり、整理した。そんなことでもひとつ思い出した物がある。
木製の箱に収めた、円柱や三角柱、直方体ど40個くらいの木製の積み木セット。箱には車がついており引っ張っても遊べる。もう40年以上もまえの品。それでも色は褪めておらず、白木のそれは年月を思わせる渋い色に変わっているが木目はハッキリしている。
家の形に積み重ねる。子どもの小さな手でもひとはらいすれば崩れる。それが面白くて息子は笑う。次は連結した電車のように並べる。これもひとはらいで脱線、また笑う。1本の高い棒状に積む、終わらぬうちに倒れてまた笑う。そんな思いが詰まった木箱のセット。
同じところからお手玉が出てきた。これは帰省した孫娘が遊んだもの。それで曾孫が遊ぶのはいつだろうか。そんな連想が続く。プラ製品にはない趣きを感じるし、怪我することなく遊べる昔のおもちゃ。木や布のおもちゃ、復活することがあるのだろうか。
(写真:再び仕舞ったお手玉)