日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

雛まつり

2010年02月12日 | 町かど
               

観光もひとつの産業とする地域には古い町名を使うこともある。地域以外の方には分かりづらいところもあるが、子どものころから親しんだそれは身にしみている。「どのあたり」とすぐにわかる。

材木町、寺町、鍛冶屋町、魚町などはそのままに伝わる。扇町は地域がそんな地形になっているからとこれも分かりいい。柳井や玖珂という町名はその地から商人を呼んで商売をさせたという。

登富町は豆腐や食料品の商いの盛んな町、塩町はもと塩座があったところからきている。こうしたた町名の中心は大明小路。もともとは大名小路で岩国城下の大手通りであり、昔は武家屋敷ばかりの侍町だった。

こうした城下町らしい町名の残る通りの古い家の軒に赤い幟がたっている。恒例になったおひな様の展示が人を呼んでいる。品定めの力はないが何れも古くて格式のあるように見える。散策のときお立ち寄りください。3月末までです。

(写真:ズラリ並んだひな飾り)
コメント (6)
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