210日の朝、夏休みの作品を持って登校する子ども、夏日が少なかったというが日焼けした元気な顔だった。久しぶりの登校で会話の声が大きく聞こえるのが心地よい。
旧市内ではこの夏、最高気温35度以上の猛暑日が観測されなかったという。暑い日もあったが蒸暑い日が多かった。夏日だ真夏日だと呼ぶが、これはマスコミの造語で追従して気象庁も使い始めたそうです。
降れば集中豪雨にみまわれ各地で大きな被害が発生した。地球環境に配慮しない人間のわがまま、自然を無視するとこんなひどいしっぺ返しを受けるのかと人間のひ弱さを教えられる。
孫の好きな花のひとつに向日葵がある。毎年帰省の時期に咲くように植えているが、今年はどうしたことか咲かなかった、というより成長しなかった。お盆すぎから育ちはじめ咲こうといま懸命にがんばっている。
夏の終わりにわが国初めての2大政党制による政権交代が起き政治が大きく変わることになった。負けた与党への総括は「国民に見放された」ことだ。自然と同じで、国民に無視されるとひどいしっぺ返しを受けることになる。
新しく与党に坐る側も野党に下がる側も「庶民の方が強い」ことを認識し、お互いが切削琢磨しながら政を進め、次の選挙でその成果を問うて欲しい。そうすればきっといい国になると思う。
いろいろあったけど、今年の夏も孫が帰省し成長した姿を見せてくれたことが1番のいいことだった。
夕方のローカルニュースで綺麗に咲いた彼岸花が映されていた。秋はそこまで来ている。
(写真:ようやく育ち始めた向日葵)