近くの小学校では朝から運動会の練習が行なわれる。紅白の帽子は本番さながらに動く。見ていると2つの学年だろう違った練習をしている。眺めながら半世紀以上も前の練習風景を思い返すがおぼろすぎて浮んでは来ない。ただ、こどもの人数は半分くらいに減っているだろう。
運動場の片隅でそんな様子をヒマラヤスギが見ている。あのヒマラヤスギの真白な球果から2ヵ月あまり、秋が深まるにつれ姿は変わらないが球果の色は、夏に日焼けした子どもの肌の色のように変わった。
これはさらに成熟し冬には落下し砕けるという。松ぼっくりは落下しても砕けないがこの球果は砕けていろいろな形ちになるという。3回目のブログネタになるよう注意深く観察をしてみよう。
校庭の子どもたちの肌は夏の日焼けがそのまま残っている。その汗ばんだ肌にカラッとして優しい秋の日ざしが「ガンバレ」と呼びかけている。運動会は10月はじめの日曜日。
(写真:秋の陽をあびる色づいたヒマラヤスギの球果)