日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

郷土の本

2007年07月15日 | エッセイサロン



周東図書館まつりへ参加した日、来場者の応対に余裕が出来たとき館内の書架を見て回った。館内は落ち着いて本に親しめる工夫がされ、閲覧机で黙読されている人も多かった。両手1杯に借り出す本を抱え受付に向かう子もいた。

受付の横に、地域名称を冠した文化や歴史などの書籍が置かれた「郷土のコーナ」の書架が目に付いた。順に見ていくと「花水木」と「行くぞ!ハートリーの2冊が並んでいた。

「花水木」は岩国エッセイサロンの同人誌、「行くぞ!ハートリー」は同人代表O氏の自費出版エッセイ集。O氏自らが近郊の図書館に出向かれ、寄贈されたお話は伺っていた。両エッセイ集とも今年初めに発刊、一部は書店にも並んだ。

2冊とも、透明なカバーが掛けられ大事にされていることがよく分かった。
思いがけずの出会い、という経験は幾度かある。ほんの数ヶ月前に書架へ並んだ2冊だが、それに似たような感じがし手にとりページをめくった。さすがにインクの匂いはしなかったが、見慣れた文字が流れていった。

2冊を紹介したら、思うままに話しも出来ないのに書くことはもっと難しい、同僚の1人はページを繰り笑いながら答えた。よく書けると感心もした。

行事参加という忙しかった中での思わぬ出会い、これは何かを書け、というサインかと思いながら2冊をもとの位置へ戻した。
(写真:書架で見つけた2冊のエッセイ集)
コメント (4)
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