台風4号の進路を気遣いながら「周東図書館まつり」参加のため雨の中を会場へ向かった。
開場と同時に、8台のパソコンは休む間もなく子供たちに応対した。
10種類ほどのデザインされたしおりからお気に入りを選び、名前入りのマイしおりを作る。現代っ子の好みを少し学んだ。塗り絵では、子供の着想の豊かさと発想のユニークさに戸惑いながらも、楽しませてもらった。出来上がった作品は、皆さんお持ち帰りいただいた。
会場には図書館ならではの古本市、人形劇やバザーなど楽しめるコーナーが幾つかあった。目を引いたのは、駐在所のおまわりさんによる「似顔絵コーナー」。モデルの子供の緊張をほぐすため、易しい会話をしながらも休むことなく線を描き続ける鉛筆、沈黙の人垣はその線を目で追っていた。
T新聞社の多目的取材車も取材に訪れ、写真入の特報版を発行し来場者を喜ばせた。当会も大判の写真入りで紹介された。記念に保存しておく。
雨のなか大勢の方が参加されたことは、図書館は文化のシンボルとして地域皆さんに信頼されるている、そんな感じを持ちながら機材の後始末を始めた。
心配した台風も当地では交通機関の不通以外に被害も起きなかった模様で、市の災害警戒本部体制は解除、のメールが届いた。
(写真:開場前に機材の再確認や受付の準備をするメンバー)