みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

永遠の契約

2013年01月18日 | 創世記
創世記17章


 教会の聖地旅行で、昨日からイスラエルを回り始めました。
 昨日の朝、今回の旅の参加者がいっしょに「みことばの光」で読む聖書箇所を読み祈りました。この日読んだのは、ハガルの出来事。何と同じ日に、アブラハムとつながりの深いベエル・シェバの遺跡を訪ね、ハガルゆかりの井戸(ベエル・ラハイ・ロイ)だと伝えられている場所の近くまで行きました。
 「みことばの光」と聖地旅行の旅路がぴったりと合うなんてなんてすてきなことだろうと、参加者みんなで話しています。もちろん、このようになるために仕込んだのではないのですが…。写真はベエル・シェバの遺跡写真です。Dsc04492


 ハガルがアブラムにイシュマエルを生んだとき、アブラム86歳の時それからさらにアブラムは年を取り、あと少しで100歳という声がかかりそうな99歳を迎えました。その時主が再びアブラムに会われたのです。
 主はここでアブラムとどのような契約を交わされたのかについて、詳しくは「みことばの光」をご参照ください。この時から、聖書はアブラハムと呼ぶようになっています。彼は「高貴な父」から「諸国民の民の父」へと名前が変わりったのです。主が彼の名を変えてくださったのです。いよいよ、アブラハムへの約束が大きな音を立て実現に向けて動き出します。
 
 心にとまったのは、主が繰り返し述べておられる「永遠の契約」ということば。
 全能の神が契約を作られたので、それは、「永遠の契約」なのです。
 人と人とが交わす契約は互いの力のなさや不真実のゆえに、「永遠の契約」などといえす契約をだれとも結ぶことはできません。けれども、神はそうではありません。
 そして、この「永遠の約束」は、神と人々との間に、イエス・キリストによってもたらされたのです。


   


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