みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

エルサレムに住んだ

2011年04月28日 | 歴代誌第一
1歴代誌8章

 神からの平安がありますように。

 この時期は、花だけでなくて、若葉の美しい時期です。昨日、往復2時間ほどのドライブをしました。私の住む所は関東平野の中にあって山といえば高さ20メートル足らずの古墳ぐらいしかありませんが、30分ほど車を走らせると平野の西の縁。丘陵や低い山の間を道路が通っています。
 薄い緑色、少し濃いめの緑色…。詩人ならもっとステキな表現ができるのに…! 山々が緑のグラデーションでした。
日本の呼び方では、黄緑、若草、若苗、萌黄(もえぎ)、若菜、若葉、…。緑色だけで何と多くの呼び名があることだろうと、驚きました。緑の帯も北上中です。

 1歴代誌8章は、ベニヤミンの系図。「みことばの光」にあるように、創世記や民数記にある同部族の系図と一致しているわけでなく、突然「エフデの子は…」などと出てくるので、正直読みにくい箇所だと思います。
 ベニヤミンは、ヤコブの末っ子。エジプトの総理大臣となったヨセフとは、ラケルという同じ母親を持ち、それゆえにヨセフがその安否を気遣っていたということで知られます。
 「みことばの光」によれば、歴代誌に比較的長くベニヤミンの系図が載るのは、イスラエル最初の王、「サウル王の先祖をたどるという意味…」であり、「バビロン捕囚から帰還しエルサレムを再建するうえで、ユダ族やレビ族と共にその書くとなる人々であったから…」です。
 「エルサレムに住んだ」ということばから地図で確認すると、エルサレムはベニヤミン部族の割り当て地にあるのですね。

 


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