みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

立ち返る

2011年04月12日 | 使徒の働き
使徒の働き3章11-16節

 神の平安がありますように。

 昨日は東日本大震災から一ヶ月目。Img_1891
被災地を初め全国で発生時刻の午後2時46分に黙祷が捧げられました。不安に追い討ちをかけるように大きな余震が福島県を中心とした地域を襲いました。頻発する余震のため、いつもからだが揺れていると、多くの人が感じているようです。私もその一人です。
 そのような中でも自然は春の訪れを告げます。この地では桜が満開。教会の庭にある、福島産の桃の種から育った樹も桃色の花をたくさん咲かせています。でも、なかなか気がつかないものですね。どこか、緊張しうつむいているからでしょうか。写真をアップしておきます。


 ペテロは「ソロモンの廊」でも集まってきた人々に、生まれつき歩けなかった人が歩き跳ね、神をほめたたえるようになったのか、十字架につけられて殺されたが復活されたイエスの御名によることを、はっきりと力強く語りました。それは、自分たちだけのことではない、歩いて飛び跳ねるようになった人だけのことでもない、ここにいるすべての人に関係のあることなのだと言うのです。「みことばの光」には、「罪を悔い改め、神に立ち返るならば、神からの赦しがあることを伝え」たとあります。
 「ああよかったね!」で終わってしまわずに、事あるごとにイエスさまをお知らせしたい…、ペテロの説教を通して改めて教えられています。


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