みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

系図に載せられた者

2011年04月26日 | 歴代誌第一
1歴代誌7章1-19節

 よみがえられた主の平安がありますように。

 この春大学に入学した青年に、「大学はどう?」と尋ねたら、「いや、まだ始まっていないっス」という返事が。聞くと、大震災の影響で入学式が30日に延期されたとのことです。
ともあれ、彼はこれから4年間はその大学に籍を置き、やがて卒業者として名を残すことになります。がんばれ! と主にあって声援を送ります。

 歴代誌の系図読みも7章。あと少しですね。
早朝の祈祷会で祈りました。
 「…ここに出てくる人々について、それがどんな人なのかはほとんど分かりません。でも、もしこのリストに自分のお父さんの名前を、おじいさんの名前を見つけたら、聞いていた人たちはどんなにうれしかったでしょう。」
 確かに、自分の父祖の名が「勇士」であったとして系図に載せられているとしたら、喜ぶだけでなく、自分も…と力が湧いてくるように思うのです。

 繰り返しになりますが、大きな流れとしてこれらの系図は救い主イエス・キリストヘと向かっています。そして、さらに系図はイエス・キリストを信じた人々の膨大な前として今に、未来に至っていると考えると、少しは前向きに系図を読むことができるのではないか、と考えてみました。

 「ただあなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」(ルカの福音書10章20節) 




2011-2024 © Hiroshi Yabuki