霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

土おろし

2006-02-19 18:26:26 | 
米作りのための第一段階の仕事が育苗箱用の土の準備です。
秋に近くの山から運んでおいた土をハウスで乾燥させてから、機械で細かく粉砕し、袋に詰めて準備します(この作業を「土おろし」と呼んでいる)。今年は寒い冬が一ケ月も早く来たため土も凍ってしまい、乾燥が大分遅れていましたが、ようやく最近の陽気で乾燥して来た事から、乾燥した分から順次粉砕して袋詰めします。結構な肉体労働で汗をかきながらの作業となります。
農業は機械化が進んで昔に比べれば随分と楽になったとはいうものの、肉体労働に頼よらざるを得ない作業が多く、特に女性には重労働となり勝ちです。オバサンが農業を始めた最初の年は、元々ヤセなのにもかかわらず、一年で10kgも体重が減り、「シイタケバパァが生きたミイラになっちゃうよ~」と口の悪い長男がよく言って嘲っていたものでした。
(注)シイタケババァとは、シイタケの笠の裏のようにしわだらけの顔を称している。(バカ息子の解説)

コメント
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