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井上ひさし『水の手紙 -群読のために-』

2019年09月25日 21時43分28秒 | 文学
井上ひさし『水の手紙 -群読のために-』(新潮社『井上ひさし全芝居 その七』所収)を読んだ。
名前のある登場人物が出るわけではなく、いろいろなひとが呼びかける形式の劇。卒業式でやるようなやつ(といっても僕が小学校のときにやっただけで、世間で一般的に行われるものかどうかはわからない)。

この巻に入っておもしろい戯曲に当たらない。
このあとこれだけは読んでおこうと思っている井上ひさしの戯曲をメモとして記載しておく。
『人間合格』(その五)
『シャンハイムーン』(その五)
『イーハトーボの劇列車』(その三)
『頭痛肩こり樋口一葉』(その三)
有名な作家を描いた「評伝劇」を読んでおこうと思う。
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石井好子『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』

2019年09月25日 21時32分10秒 | 文学
石井好子『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(河出文庫)を読んだ。
雑誌「dancyu」を読んでいて角田光代がこの本について書いているのを読んで興味を持った。
昔はヨーロッパの料理の情報がなくて、この本を読んで作ったりしていたのだと思うとすごいと思う。材料も手に入らないだろうし、かなり違うものが出来ていただろう。
何か、作りたくなるものがあるかと思ったが、それはなかった。
バターを「バタ」と表記するのが特徴的。
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