録画していたサム・メンデス監督の「アメリカン・ビューティー」を見た。
この映画は劇場公開時にも映画館で見たけれど、べつにたいした印象は残っていない。ゲイをネタにしたコメディー映画だ、くらいの印象だった。
今回見ても、アカデミー賞作品賞を獲るほどのものかなと思う。
家庭が崩壊していく原因は、それぞれのひとが我慢をせずに自分の言いたいことを言いだしたことにあり、夏目漱石が「吾輩は猫である」で言っていたことを思った。
レスター(ケヴィン・スペイシー)は妻と会社に言いたいことを言い、その娘ジェーンは友人のアンジェラよりも隣に住んでいるリッキーを選ぶ。リッキーは元海兵大佐の父から離れ、その父はゲイであることをレスターに告白してしまう。
みんながいいたいことを言い出してすべてが崩壊してしまうという話だった。
レスターの妻が完璧主義で、「デスパレートな妻たち」のブリーのようであった。こんな感じの女性ってアメリカに増えているのかな、と思った。
今年のアカデミー賞受賞式を昨日少し見たが、もっとも見てみたいと思ったのは「リトル・ミス・サンシャイン」だった。
家族を描いたものにはわりと興味がある。
この映画は劇場公開時にも映画館で見たけれど、べつにたいした印象は残っていない。ゲイをネタにしたコメディー映画だ、くらいの印象だった。
今回見ても、アカデミー賞作品賞を獲るほどのものかなと思う。
家庭が崩壊していく原因は、それぞれのひとが我慢をせずに自分の言いたいことを言いだしたことにあり、夏目漱石が「吾輩は猫である」で言っていたことを思った。
レスター(ケヴィン・スペイシー)は妻と会社に言いたいことを言い、その娘ジェーンは友人のアンジェラよりも隣に住んでいるリッキーを選ぶ。リッキーは元海兵大佐の父から離れ、その父はゲイであることをレスターに告白してしまう。
みんながいいたいことを言い出してすべてが崩壊してしまうという話だった。
レスターの妻が完璧主義で、「デスパレートな妻たち」のブリーのようであった。こんな感じの女性ってアメリカに増えているのかな、と思った。
今年のアカデミー賞受賞式を昨日少し見たが、もっとも見てみたいと思ったのは「リトル・ミス・サンシャイン」だった。
家族を描いたものにはわりと興味がある。