ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

野口晴哉『風邪の効用』

2016年01月11日 20時54分45秒 | 文学
年始に風邪をひいたので、野口晴哉『風邪の効用』(ちくま文庫)を読んだ。
「腰椎一番」とか「愉気」とかいきなり読んでもよくわからない言葉が出てきて、なかなか素直には納得できないところも多くある(粘液質だからどうとか、土星人だからどうとか言われているような感じ)が、風邪というものを退治するものと考えず、肯定的に経過するものであると考えているところが良いところだと思う。
風邪を経過することでひくまでの身体の悪いところも合わせて良くなるという考え方だった。
そのように考えて、言われていることを素直に受け入れることが出来れば、たぶん言われている通りの結果になるのだろうなと思った。ただ僕はそんなに素直じゃないのでなかなか難しい。
コメント    この記事についてブログを書く
« 小津安二郎監督『秋刀魚の味』 | トップ | 片山洋次郎『身体にきく』 »

コメントを投稿

文学」カテゴリの最新記事