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小林秀雄『近代絵画』、今年読む本

2013年01月05日 01時02分17秒 | 文学
小林秀雄『近代絵画』(『小林秀雄全作品 22』所収)を読んだ。
小林秀雄がピカソについてどのように考えているかを知りたくて読んだのだが、あまりよくわからなかった。大岡昇平との対談でピカソはあまり好きではないと語っていたが、それ以上のことは知れなかった。『近代絵画』には「ピカソは嫌いです」と書いているわけではないから、大岡との対談のほうがかえってよくわかったと言える。
次は『ゴッホの手紙』を読もうと思う。

そのほか、今年読もうと思っている本としては、
モーパッサン『女の一生』
筒井康隆『大いなる助走』
司馬遼太郎『この国のかたち』
大岡昇平の本
幸田文の本
などがある。
『女の一生』はフランス文学の名作なのに読んでいない。久しぶりにフランス文学の名作を読んでみたくなった。小林秀雄と大岡昇平の対談でもモーパッサンは初期のものが良いと小林秀雄が言っていて、じゃ読んでみようと思った。
猪瀬直樹のものをずっと読んでいたのだが、だんだんと読みたいものがなくなってきた。猪瀬直樹は文学を崇め奉らずに政治とか経済のなかで語るということができる人で、とてもおもしろい。ほかの作家で、ということになるとあまり思い浮かばず、筒井康隆の『大いなる助走』がそんな感じなのではないかと思い、興味を持っている。ほかでそういう傾向のある人というと、司馬遼太郎くらいだろう。司馬遼太郎の『この国のかたち』などを読むのもよいかもしれないと思う。
大岡昇平と幸田文は引き続き少しずつ読むつもり。

NHKで「亀田音楽専門学校」という番組を2回放送していて見たが、おもしろかった。
音楽の理論というものは音符も読めないのであまりよくわからないのだが興味がある。
出演していた音楽プロデューサーの亀田誠治というひとに興味を持ったが、本は書いていないようだ。
平井堅も出演していて昔の歌謡曲を歌っていた。僕はずっと昔から、平井堅の歌謡曲集のカバーアルバムが出たら手に入れたいと思っているのだけれど、なかなか出ない。本人が作るよりも過去の名作を歌ったほうがいいと思うんだけど。
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