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宇多川久美子『薬が病気をつくる 薬に頼らずに健康で長生きする方法』

2016年01月20日 23時39分48秒 | 文学
宇多川久美子『薬が病気をつくる 薬に頼らずに健康で長生きする方法』(あさ出版)を図書館で借りて読んだ。
前半の、薬を飲むのはよくないという話は納得できた。出来るだけ飲まないようにする。
しかし、後半になって健康法の話になるのだが、あまり納得できなかった。
糖質カットダイエットは良くないが、野菜から先に食べるのは良い。プチ断食はいい。
結局自分がやっていることは良くて、やっていないことは良くない、というふうな話だった。自慢話になってることも多かったと思う。
そして最後に、自分の身体の声を聞いて、それを信じましょう、と言って終わる。
このひとの健康法を信じていいのかどうなのかわからない。私の言うことは信じるなというメッセージなのだろうか。

いろいろなひとの話を聞いて納得できることを信じていくしかないのだろう。
いまのところ、風邪薬は飲まない、健康診断は出来るだけ受けない、がんは放置、というくらいは信じられている。
しかし、健康法を語り始めるとあまり信じられる人がいない。
近藤誠が、がんになって急に身体が弱って痩せたのはそのひとが肉を食べずに野菜ばかりの食生活に変えてしまったからだと書いていて、ほんとうにそうなのだろうか、と疑問に思った。
(多くは自分が実践していることから来る)そのひとの思い込みであるのか、ほんとうにそうであるのか、なかなか見極めが難しいし、結局見極められないことなのだが、それを判断していくのは案外楽しい。
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