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☆三国志とスター・ウォーズ

2008年11月26日 00時22分02秒 | 文学
NHKの「紅白歌合戦」の出場者が決まった。
いまはモンキーマジックにしか興味がないので、モンキーマジックが出てないのが残念。
注目は平井堅と木山裕策の夢の共演、藤岡藤巻と大橋のぞみくらいか。
藤岡藤巻と大橋のぞみは三人で銭湯に行ったら絶対に男湯に入るだろうに、紅組なんだなあ。

吉川英治「三国志」では、曹操が趙雲を欲しがっていた。以前、関羽を欲しがっていたこともあった。彼はひとのものが欲しいのだ。
読んでいておもしろいと思っているのは、劉備の考え方。
孔明がこうやれば勝てると言っているのに頑固に聞き入れず、礼儀を通そうとする。孔明もやれやれって感じで呆れている。
目的がはっきりしない。
最終的に劉備の判断が正しかったのかというと、そうでもない。「情けは人のためならず」的な、礼を通した方が結局得をするというような、「劉備はそこまで見通していたのか!」的な、不潔な話にもならない。
そういうところがおもしろい。
映画「スター・ウォーズ」はやっていることは戦争なのに、憎んではいけないとか、お父さんを大切にとか、近親相姦反対とか、わりと倫理的な話だったように思う(かなり忘れたけど)。
そういう、何がしたいんだかなんだかよくわからないところがおもしろい。
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