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コンスタン『アドルフ』

2023年04月20日 23時44分43秒 | 文学
コンスタン『アドルフ』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
フランス文学の中ではまあまあ有名な方で、恋愛小説なのにほとんどが恋愛後の倦怠感を描いているということでいつも語られる小説だが、ぜんぜんおもしろくなかった。
ふだん小説を読むときに描写がないと思うことはないのだが、そしてバルザックの小説のはじまりの長い風景描写とか退屈に感じる方だが、今回は描写がない小説だなと思った。いったいどこで何が行われているのかよくわからない。ただただ人物の記述が続く。
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