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宮崎駿監督『風立ちぬ』

2015年02月21日 00時56分13秒 | 映画
病院に行ったら蓄膿症だと言われて薬を飲んでいる。
以前もそうだったのだが、もらった薬のなかに呑むと憂鬱になる薬があり、やはり呑むと調子が悪い(気分が乗らない)ので薬を替えてもらうことにした。こういうのはなかなかほんとうにそれが原因なのか決めかねるのだが、自分の身体を使って実験するわけにもいかず、早々に替えてもらった。もらう前に気付けば良かったのだが、そのときは財布に二千円しか入っていなくて、足りるかどうかが気になってそこまで気が回らなかった。
憂鬱なときはほんとうに何もしたくなくて、なんだか泣きたくなる。こどもの泣き声を聴きたくない。
「それってほんとうに薬のせい?」と自分でも思うのだが、呑まないとなんともないのでたぶんそうなのだろう。しかしその症状のときはその症状の頭で考えているから冷静な判断が難しい。
それにしても蓄膿症とは。たしかに洟がよく出るなとは思っていたけれど。
蓄膿になったらお金を貯めて手術しないといけないのだと伊丹十三の『マルサの女』を見て以来思っていたのだが、そんなこともなく、薬で治るらしい。

宮崎駿監督『風立ちぬ』のテレビ放送を見た。
おもしろくないとはっきり言うほどおもしろくなくもないが、もう一度見るかと言うともう見ないだろうな。『カリオストロの城』や『魔女の宅急便』はテレビでやっていたら、(いまでも)チャンネルをちょっと変えてみようかという気になるが、そういう映画ではない。自分が大人になったからかな。それだけでもない気がする。
話題だった主人公の声優に付いては、そんなに騒がれるほど悪くもないと思った。
堀越二郎と堀辰雄の話はまっぷたつに分かれているのだなと思った。なぜ主人公が軽井沢のホテルに泊まっているのか状況がよくわからない。長期休暇をとったのだろうか。とったのだろうな。しかし見ていると『ヴェニスに死す』を思い出した。
他にも音楽を聴いていたらイタリア映画を思い出す雰囲気があった。
夢のシーンが多かった。これはいいかわるいかよくわからない。無責任にどちらか言えば、悪い。
主人公の上司に黒川という背の低い人物が出てくるのだが、黒川紀章にしか見えない。この人物のいる設計所に主人公が配属されるがそのシーンを僕はNHKの朝ドラ「ごちそうさん」でも見た気がする。
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