ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

松田哲夫編『小学生までに読んでおきたい文学1 おかしな話』

2021年08月22日 22時12分14秒 | 文学
松田哲夫編『小学生までに読んでおきたい文学1 おかしな話』(あすなろ書房)を図書館で借りて気になるところだけ読む。小学三年生の娘のために借りてきたが、まだちょっと早いかな。
読んだのは以下。

モーム「詩人」
サローヤン「ハリー」
星新一「悪魔」
中島らも「たたみ往生」

サローヤンの「ハリー」はおもしろかった。他のサローヤンも読んでみたくなった。
中島らもの落語もおもしろかった。暇なときにまとめて読んでみたい気分になった。しかし調べてみたが、『牛乳時代 らも咄』は入手困難。読んだことはないが、中島らもが死んでずいぶん経つもんな、と思った。
コメント

吉本ばなな『キッチン』

2021年08月22日 10時06分06秒 | 文学
夏休み限定のオレンジ色のカバーのものを見て久しぶりに読んでみようと思い、吉本ばななの『キッチン』(新潮文庫)を買って読んだ。
最初に読んだときほどの感銘を受けることはなく、こんなにあっさりとした話だったっけ? と思ったけれど、やはりおもしろくはあった。
実際に自分の周りの身近な人間が死んでみてあらためて腑に落ちるというような感じはある。
「ムーンライト・シャドウ」がいちばんおもしろいのだと当時思い、そしてずっと思い込んでいたのだけれど、いま読んでみると「キッチン」のほうが好きだった。
コメント