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谷崎潤一郎『白昼鬼語 探偵くらぶ』

2021年08月21日 17時56分10秒 | 文学
谷崎潤一郎の探偵小説ものをあつめた『白昼鬼語 探偵くらぶ』(光文社文庫)を読んだ。
このシリーズは次回は芥川龍之介を出すと書かれていたけれど、いつまで続くのだろうか。そのあとは誰を出すのだろう。私が思い浮かぶのは佐藤春夫と三島由紀夫と、そんなにもういないように思うけれど。
タイトルになっている「白昼鬼語」を読んで、映画の『ニキータ』だったと思うけれど死体を風呂場で溶かすという話があったのを思い出した。谷崎潤一郎というよりも江戸川乱歩みたいな話だった。もう区別がつかない。数年経ったらどっちが書いたものか記憶が曖昧になっているだろう。
きちんとした探偵小説が読みたくなった。
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