アガサ・クリスティーの『予告殺人 (クリスティー・ジュニア・ミステリ 4)』(早川書房)を図書館で借りて読んだ。
新聞に殺人予告の広告が出て、それをみんなが冗談だと思って集まったら本当に殺人が起きるという話で、最初はとても興味をもって読み始めるが、登場人物が多くてどうでもよくなってしまう。
しかし、と思って、「こんなに登場人物が多くて分かりにくいのだから、誰が犯人であってもなんの驚きもない。それはどんな理屈でも成り立つという証明にしかならない。そうではなくて、このひとが犯人だったら適当に読んでいる私でもちょっとはびっくりするという人物は誰だろう」と考えて、この人かな、と思ったらその人が犯人だった。
新聞に殺人予告の広告が出て、それをみんなが冗談だと思って集まったら本当に殺人が起きるという話で、最初はとても興味をもって読み始めるが、登場人物が多くてどうでもよくなってしまう。
しかし、と思って、「こんなに登場人物が多くて分かりにくいのだから、誰が犯人であってもなんの驚きもない。それはどんな理屈でも成り立つという証明にしかならない。そうではなくて、このひとが犯人だったら適当に読んでいる私でもちょっとはびっくりするという人物は誰だろう」と考えて、この人かな、と思ったらその人が犯人だった。