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是枝裕和監督『三度目の殺人』

2018年10月16日 00時40分59秒 | 映画
録画していた是枝裕和監督『三度目の殺人』を観た。
これまで是枝裕和の映画でおもしろくない、と思ったものはひとつもないのだが、今回は「?」だった。
「三度目の殺人」というタイトルもよくわからない。三度目じゃなく二度目じゃないだろうか。それとも最初の殺人で二人殺しているから三度目なのだろうか。「三度目の正直」とかけているのだろうが、役所広司のやってないと言い出すのが「三度目」なのかもよくわからない。
話もあまりに文学的過ぎて、私などにはよくわからなかった。
福山雅治と役所広司と広瀬すずの三人で雪合戦するあたりからいままでの是枝映画とは違うなと感じた。
ガラス越しに話す福山雅治と役所広司の顔を重ねて二人を分身のように描いたり、ちょっと文学的だった。
ドストエフスキーみたいなものをやりたかったのだろうかと感じた。
子どもが出て来ないのも珍しい。

もうちょっと現実的な話のほうがついていけただろうなと感じた。
これではただ役所広司の演技を愉しむという方法しか見ようがない。
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