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武田泰淳『目まいのする散歩』

2018年10月22日 21時34分34秒 | 文学
武田泰淳『目まいのする散歩』(中公文庫)を読んだ。
この本の野間文芸賞受賞時の選評が載っていたが、大岡昇平や中村光夫が言うほどこの本はおもしろいのだろうか。僕にはよくわからなかった。
この本は口述筆記で、妻の百合子が手伝ったようで、そのことがよく出てきた。最後のほうのロシアの旅は彼女の『犬が星見た』に詳しく出てくるようで、実はそれを読むために今回夫の『目まいのする散歩』を読んでみた。

最近、読みたい本があまりない。
それならば本を読まずに何かすれば良いのだが、何かをする気にもあまりなれず、テレビを見たり映画を見たりしている。概ねテレビを見ている。
良くない傾向だがどうしようもない。
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