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『刑事ゆがみ』と『オトナ高校』

2017年10月15日 01時39分26秒 | テレビ
新しく始まったテレビドラマ『刑事ゆがみ』と『オトナ高校』を見た。

『刑事ゆがみ』は神木隆之介と浅野忠信という見たことのない組み合わせで興味深かったので初回を見た。
浅野忠信がだぼっとした背広でふざけた態度をする。これはものすごく誰かを思い出させるのだが、誰だか思い出せずに悔しかった。
これは誰かの演技をものすごく思い出させるのだ。おそらく日本人ではない。欧米の誰かが似たような演技をしていたような気がする。
誰なのだろう。
それを思い出したいがために引き続き見るかもしれない。

『オトナ高校』は三浦春馬が誰かの演技を思い出させるのだが、これはすぐに分かる。劇団ひとりだ。
三浦春馬が童貞で、オトナ高校に入学させられ、女性経験をするまで卒業できないという話のようだ。
最近のドラマは滅茶苦茶だなあ、と思って興味深い。

そういえば『刑事ゆがみ』では神木隆之介が25歳で童貞と浅野忠信に家に落書きされていた(たぶんドラマの設定としては本当にそうなのだろう)が、最近は童貞が流行りなのだろうか。
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司馬遼太郎『花神(上)』

2017年10月15日 01時16分17秒 | 文学
司馬遼太郎『花神(上)』(新潮文庫)を読んだ。
村田蔵六の生涯を描く。
司馬遼太郎は、どこかの段階で坂本竜馬の生涯を描いたようにはもう描くまいと決めたのだと思う。
主人公に感情移入してロマンティックに興奮させて感動させるようなことを、たぶん恥ずかしくなって、もうそんなに青いことは出来ないよと思い始めて、森鴎外の史伝みたいな描き方になってきたのだと思う。
僕は正直言ってまだ『竜馬がゆく』が司馬遼太郎の中ではもっとも好きで、嘘でもいいからおもしろくさせてよと思ってしまう。
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