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三浦綾子『光あるうちに(道ありき第三部 信仰入門編)』

2017年08月23日 21時17分10秒 | 文学
三浦綾子『光あるうちに(道ありき第三部 信仰入門編)』(新潮文庫)を読んだ。
これまでの『道ありき』と『この土の器をも』と違って自伝という感じではなかった。キリスト教勧誘の冊子といった印象だった。
三浦綾子がほんとうにキリスト教徒なんだと分かった。
どうしても聖書に書かれていることを信じろと言われても、比喩としてならまだ信じることが出来るかもしれないが、書かれてあることをそのままあった出来事として信じることは出来ないなと思う。三浦綾子はキリストが復活したことを信じていると言っていてすごいなと思った。
まわりにキリスト教徒の知人がいないので知らないのだが、みんな信じているものだろうか。
ちょっと分からない感覚だなと思った。
そういえば読んでいて思ったのだが、キリストは復活したあとどうなったのだろうか。復活したあときちんと死んだのだろうか。復活しても死ぬのだろうか。復活したら死なないのだろうか。いまでも生きているのだろうか。
いままで復活後のキリストの寿命について考えたことがなかった。いつか聖書を読むことがあれば調べたい。
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