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瀬戸内寂聴『釈迦』

2017年08月16日 00時28分58秒 | 文学
瀬戸内寂聴『釈迦』(新潮文庫)読了。
手塚治虫の『ブッダ』よりも、男と女の話が多かった気がする。
私が『ブッダ』や『釈迦』に期待したのは、生きる苦しみを釈迦がどんなふうに解こうとしたのかというようなところなのだが、あまりどちらも納得いくものではない。手塚治虫は手塚治虫らしく、瀬戸内寂聴は瀬戸内寂聴らしく釈迦を描く。
もうちょっとハッとするようなことがあっても良かったのではないかと思う。
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