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司馬遼太郎、酒井順子

2014年02月17日 22時00分54秒 | 文学
司馬遼太郎『播磨灘物語』では倫理と功利ということをよく言う。この時代、いまの感覚での倫理観を人はもっていなかった。功利主義で動いていた。ということを司馬遼太郎はたびたび言い、黒田官兵衛は倫理観を持っていた稀な例だったということを言う。
こういうところがおもしろい。

酒井順子『金閣寺の燃やし方』という本の文庫が本屋に並んでいて、非常に興味を惹かれた。三島由紀夫と水上勉のそれぞれの金閣寺焼失を題材にした小説を読み解くという内容でおもしろそうだった。
買おうかと思った。
新刊で出たときにも興味を持ったはずだが、と思って、何か書いているかと思い、過去のブログを検索したら、図書館で借りて読んでいた(参照)。しかも酷評。
買わなくてよかった。
しかしこのタイトルに私はどうしても惹かれてしまうらしい。
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