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歌野晶午『密室殺人ゲーム王手飛車取り』

2013年11月16日 21時47分35秒 | 文学
歌野晶午『密室殺人ゲーム王手飛車取り』(講談社文庫)を読んだ。
本屋で『密室殺人ゲーム2.0』という本がおもしろそうだなと思って、それを読むために前作である本書を読んだ。
インターネット上で匿名で、複数の人物が実際に自分が行った殺人事件を説明し、トリックを推理しあうという趣向のミステリーで、最初はそれぞれのひとが行った殺人事件の話を聞かされるだけの、短編小説集に毛が生えた程度のものかと思っていたが、最後は話がつながって、さらに「やられた」という感じだった。
終わりが、解決しないままに終わっているので、続編を読まないわけにはいかなくなった。
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