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谷崎潤一郎『陰翳礼讃』、「ごちそうさん」

2013年11月09日 21時30分51秒 | 文学
谷崎潤一郎『陰翳礼讃』(中公文庫)読了。
電気の話のほかに、恋愛の話と旅の話とトイレの話があった。
べつにおもしろくないこともないが、おもしろいこともなく、平野啓一郎がこの本のどこが好きなのかよくわからない。

べつにおもしろくないこともないが、おもしろいこともなく、と言えばNHKの朝ドラ「ごちそうさん」をまだ一応見ている。
今週は風邪をひいてしまって熱があり、家にいて時間はあったのだが見る気がせず、昨日今週分をまとめて見た。体力がないと主人公と一緒に辛抱することができない。なんでキムラ緑子はあんなに意地が悪いのだろう。思えばずっと昔から朝ドラは理不尽ないじめに耐える女の一生を描くものだったのだなということを身に沁みている。私はあまり辛抱できないほうなので、そのうち見なくなるかもしれないな、と思っている。このあと太平洋戦争もあるわけだし。
毎週楽しみに見ていた「あまちゃん」は例外だったのだ。
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