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半藤一利『安吾さんの太平洋戦争』

2013年11月01日 00時20分13秒 | 文学
半藤一利『安吾さんの太平洋戦争』(PHP文庫)を読んだ。
最後の「<付録>偽作『安吾巷談』靖国の神々」は読めなかった。途中もあまり読めていない。
坂口安吾が太平洋戦争のときにどのように生きたのかがもっとくわしくわかるかと思ったがよくわからなかった。半藤一利が坂口安吾を「なぜか」大好きなのはわかったが、坂口安吾のどこに惹かれているのかはわからなかった。若いころに接点があったからということなのだろう。そんなに贔屓目に見なくてもいいのにな、と思うところが何か所かあった。
私自身に坂口安吾に対する思い入れがないせいかもしれない。太宰治と小林秀雄の付近にいた人、「堕落論」の人、という以上の知識がない。
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