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井上ひさし・平田オリザ『話し言葉の日本語』

2011年10月29日 21時52分11秒 | 文学
井上ひさしと平田オリザの対談『話し言葉の日本語』(小学館)を図書館で借りて読んだ。
素人が脚本を書こうとして方言で台詞を書こうとすると、最初はいいのだが、テーマとして大切なことを登場人物に言わせようとするところで標準語になってしまうという話がおもしろかった。
テーマとか主題のようなことは自分の生活感情から離れたところにあるものだという表れがあるのだろう。
平田オリザのワークショップに参加してみたい気持ちになった。
演劇を見るのは好きだが、脚本を書いたことも舞台に立ったこともないので、自分でそういうことをしてみるとだいぶ見るときの感じ方が違うだろうなと思う。
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