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ディケンズ『荒涼館1』

2011年01月24日 23時22分29秒 | 文学
ディケンズの『荒涼館1』(ちくま文庫)を読んだ。全部で四冊ある。
いまのところ、ディケンズの中でも特におもしろい、といった感じではない。筒井康隆が朝日新聞の連載(単行本は『漂流 本から本へ』)でこの本をとても褒めていたけれど、まだよくわからない。いつものディケンズといった感じ。語りが二つに分かれているところが特徴ではある。
いまは2巻目を読んでいるが、エスタとデッドロック夫人の関係が思わせぶりで気になる。ジャーンディスさんとデッドロック夫人の姉がかつて仲が良かったという話が出てきたので、エスタはその二人の娘といったところか。ディケンズは基本的に最後は登場人物はみんな親戚という話でまとめるので、今回もそれかなあと思って読んでいる。
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