私が青梅に引っ越して来たのは「6月15日」でした。二ヶ月が過ぎて、期待通りだったことと、期待外れだったことがあります。
期待通り以上だったのは、永山公園や青梅の森の生き物たちが多くいるということに驚きと納得しました。
一方では期待外れだったのが「水道水」が美味しくなかったことです。千葉の方が水道水は美味しかったです。但し、夏でも冷たく感じます。
水道水は直接に飲むことはありませんが、沸かしてコーヒーなどで飲むので美味しいです。
一番に感動したのが、自転車で10分のところにニホンカモシカやアライグマ、オコジョなどの動物やサンコウチョウ、オオルリ、キビタキ、イカルなどの鳥が身近にいるということです。
ですから、撮影と観察を兼ねてほぼ、毎日のように通い詰めています。それは、室内にいるよりも、渓流沿いや森林の中のよそ風が心地よいからです。
多摩川の渓流は、奥多摩湖の「小河内ダム」です。奥多摩湖には水力発電所があり、その水が青梅の窯の淵、奥多摩から下流16kmほど、東京湾までの距離は(61km)あります。
小河内ダムの放水は上部の高い場所ではなく、低い場所の水、つまり水温が低いので、そのまま多摩川に流れ込むので、青梅でも多摩川の水温は15度前後だと思われます。
そのため、真夏でも川沿いからは冷たい風が吹いてそれは、天然のクーラです。
日陰にいればよそ風のように高地の避暑地にいるような感覚に陥ります。
また、青梅は周りが山沿い、低山が多いのですが山に囲まれたところです。つまり、盆地なので夏場は日中は暑いです。但し、猛暑日が少なく、代わりに夏日の回数が多いのです。
それに嬉しいのが猛暑日になっても夜になると25度以上の回数が少ない、つまり、夜はエアコンなしで眠れます。
私も引っ越してから一度もエアコンなしで、扇風機の風で眠れます。これらは、私の住いの坂下には多摩川の渓流があり、そこから吹く風によって温まった空気が冷やされて気温が下がると言うことです。
つまり、日中と夜では温度差が10度以上の違うと言うことです。私が千葉に住んでいた時には、自宅前がアスファルトと隣接した住宅街でしたから夜になっても28度以上、時には夜中まで30度と下がることが少なかったです。
また、近所には隣接して高層マンションで風通りが悪く、そのうえ五月蠅かった住い環境でした。夏が来るたびに湯鬱でした。
ところが、青梅に引っ越した途端に、快適な夏を過ごしていますが、逆に真冬には青梅は氷点下に下がることもしばしばあると言います。
多摩川の渓流も一部氷が付いていることもあります。ストーブが必要になるかも知れません。
いずれにしても「青梅は空気が美味しいが嬉しいです」。健康的になれそうです。
また、青梅に来てイオンなどで初めて買い物して驚いたのは、エスカレーターが傾斜のエスカレーターと階ごとに上り下りするエスカレータの速度がやたらと遅く、都心の普通の速さに慣れている私は、躓きそうになりました。せっかちな私なので歩いて上りました。
人の動きも、時間も何か青梅は東京都ですが「ゆつくり動いて」いる気がします。つまり、のんびりしている人が多いことに気づきました。
公園に毎日のように散歩に行けば、見知らぬに私におはようございます。初顔ですねと言われ、挨拶したり、顔なじみの方も出来ました。今日も撮影ですか良い写真撮れると良いですねと言葉をかけて呉れたりします。青梅の人たちに私が歓迎されていると思えるほど温かい人たちが多いところです。
また、高齢者の人たちが元気な人が多いのも青梅らしいと思いました。自然豊かでのんびりしている。私のようにせっかちに早く歩いてる人など少ないです。
いい意味で「東京の田舎」だと思いました。
お陰で、千葉に居た時よりも少し太りました。ストレスは無くなりました。何よりも地域的に「波動の高い場所」が多いことが引っ越して良かったと思える事です。
こうして二ヶ月で「青梅っ子」とうよりは「青梅ジジイ」になれた気がします。