センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

護身術を身につける!

2019-06-07 00:00:30 | 感覚

護身術(ごしんじゅつ)とは、周囲の犯罪や災害などから自分や他人の生命・身体を守るための知識や技術、方法などの総称。広義には危険に近づかない知識や技術なども含まれるが、狭義では暴漢撃退法のみを指す。ただし、武道・武術・格闘技などの専門家が護身術の指導も行っている場合も「相手を打ち倒すこと」ではなく「自分が安全に逃れる方法」を指導することを重視しており、いわゆる格闘技や逮捕術のような制圧や逮捕を目的とした術技ではない。

良く、犯罪などの事件などが起きると『護身術』を身につけておくとよいと、テレビ番組などで専門家の人たちが言いますが!これらは、暴漢退治法を指す、意味から護身術を身につけて、暴漢などから逃げるとか回避するなどを言いますが、そんなことが出来るのは、限られた人たち、武道や武術が出来る人なら可能だろうが?誰でも出来る訳ではなく、普段から意識し、鍛練している人たちは出来るでしょうが、一時的に教えて貰うとか、習った程度では暴漢者に立ち向かうことは無謀なことであり、逆に暴漢者を興奮させたり、凶暴化させることにもなります。

ましてや体力がない子供や小柄な女性、高齢者ではこうした武術方の護身術は難しいだけでなく、時には危険を招くことにも成り兼ねません!

 

そこで、私が推進する!護身術は武道や武術で身を守るのではなく、自己の感覚(五感)を駆使して、危険を感じる能力を養うことにあります。

昔の日本には『安全神話』があり、事件も犯罪も少なかったものです。私が子供の頃、田舎でしたから、犯罪なんてほとんどなく、家に鍵などかけたことがありませんでした。ところが最近は、都心や地方に限らず、事件、犯罪も急増しております。また、子供たちが通学途中で、犯罪や交通事故に遭う件数も急激に増加しております。

こうした迫る危険から命を守る術として、私が推進している『感覚護身術』があります。

感覚護身術とは、自身の感覚で危険を感じとる(危険回避能力)を高める方法です。

少しの異常な音や臭いなどを感知し、敏感に反応することで異常や危険なことにいち早く気付き対処することで自身だけでなく、他の人を守ることにも繋がります。

また、犯罪に対しても、周りに怪しげな行動や言動をしている人がいないか意識して、洞察力や観察力を駆使して、探るなどが感覚護身術なのです。

例えば、最近、川崎で起きた無差別殺人も、スクールバスを待っていた集団に背後から無言で襲いかかったから誰も気付きませんでした。スクールバスの運転手が気付い時には、悲鳴や倒れていた子供たちを発見し、警察に通報したのですが、犯人は十数人を刺したのにも30秒と時間がかかっていませんでした。逃げるとか声を出して助けを求めるなんて出来なかった!怪我人が出てから助けを求めるしかなかったものです。

 

もし、誰か一人でも後ろを振り向いて、両手に刃物を持った犯人を見つけていたら!大声をだせたなら、事件が防げたかも知れません。

気配などを感じるためには、物音や臭い、雰囲気、普段と違うなどを感じとる能力は、私のように、普段から意識し、集中しているとか敏感に反応するように鍛練するなども必要になります。普通でしたら、いつも何も起こらない、まさか?事件や事故なんて今まで起きていないから起きないなどと思うのが普通です。私のように『起きるかも知れないから用心する』などしていると疲れてしまうとか?自分には無理だと思ってしまいます。

これらが『意識の仕方』です。危ないかも知れない!誰かが襲ってくるかなんて普通では、考えられないと思います。実はそこに盲点があるのです。

人は首を動かさずに見える範囲は、約180度ほどです。だから、後ろは見えません。背後から迫る危機は『感じる』しか危機回避出来ないと言えます。視覚だけに頼らず、大勢いるから安全な訳ではありません。私のように周りをキョロキョロ見て、子供たちが危険な目に遭わないように、素早く異常や危険を感知するように、私は日々意識し、鍛練もしています。だからこそ『感覚護身術』を指導も出来るし、提唱しているものです。

センスプロデュース研究所、荒木行彦、


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