センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

今こそ「愛育」の推進!

2014-03-21 00:00:40 | 恋愛
私はヒトメボなど恋愛を科学するということで、女性雑誌、スマホのアプリの恋愛コラムなどの記事を担当して、人を愛することの素晴らしさだけでなく、時には、辛く、切なく、苦しむこともあることを説いています。
私の体験談からこれら恋愛すること、人を愛することが、単なる子孫繁栄だけでなく、その人の運命も変えてしまうことがあります。
よく、あの人とは「赤い糸で結ばれている」と表現しますが、では、赤い糸とは実際に存在するのか!?
具体的には存在しませんが、運命的な出会いをして、胸をときめかす時になど、この人とは赤い糸で結ばれていると実感するのです。
人が人に恋する時には,「恋愛に夢中になる」恋の媚薬と呼ばれるPEAがカギを握っている。
PEAとは,(フェール・エルチ・アミン) は「ときめいている時」に脳内で分泌されるホルモンで、集中力や快感を倍増させる作用があります。PEAは化学構造でフェニール基とエチル基とアミノ基を持っている化学物質の総称です。
その代表的物質である覚醒剤は、PEAが人間に及ぼす作用を考察するうえで大変参考になります。 覚醒剤は人間の五感を過敏にさせ、集中力を高めさせ、快感を何倍にも増幅させます。

また、男女の出会いを私達は「運命の赤い糸」で結ばれていると言いますが,私達は運命的な出会いを体験するとあの人とは赤い糸で結ばれていると表現します。この赤い糸こそ科学的に解説するとHLA遺伝子である。このHLA遺伝子はヒトの主要組織適合性複合体(MHC; Major Histocompatibility Complex)と言われ、細菌やウイルスに対抗するための免疫情報なのです。
男女間では、このHLA遺伝子情報(配列)が男女間で似ていると免疫情報が少ない為、生まれた子供は免疫力が弱い子供が誕生する可能性が高いので、HLA遺伝子の似ていない者同士が出会い、そして生まれた子供はこの免疫情報も多く、免疫力も強い、病気に対して抵抗力のある子供に育つのである。
では、これら「赤い糸」はどのように胸キューンとなるかというと、ヒトの嗅覚に深く関わっている。
それは、特に女性の嗅覚に関わっている。女性は男性より嗅覚に優れているからでもある。
男性の「体臭」フェロモンを嗅ぎ分け、心地よいと感じる臭いこそ、この赤い糸遺伝子が関係しているのである。
男性の体臭を心地よい感じる人と、そうでなく汗臭いと感じる人との差がこのHLA遺伝子の差でもある。
人が恋をするとPEAは性欲を高め、そして食欲を抑える効果を持っています。
PEAホルモンは、脳内麻薬の一種でもあり、副作用として、不眠、食欲不振などの症状が現れる。
これらの現象から、恋すると不眠に成ったり、身体が痩せたりするのである。
このPEAホルモンは、中脳の視床下部を刺激し、性欲や満腹中枢を刺激し、グレリン物質、胃袋から視床下部に分泌される食欲物質が減少し、食欲不振、性欲増進などに関わっている。
これらが「本能的な恋愛」人を愛することに繋がるのです。
恋愛することには、教科書がある訳でありません。やはり、五感を総動員して感じることが大切になります。
男性ならば、女性の香りを嗅いで心地よく、髪の毛や手を握って触れば、柔らかい触覚で感じる。愛おしく思うのです。
そして、ハグすれば柔らかな身体と女性特有の香りと愛を深く感じることが出来ます。これが「愛情」に繋がるのです。
やはり、異性と触れ合い、感じることそして、愛を深めて行くことで、脳内に「オキシトシン」という物質が分泌されて、愛情が深くなり、この人を守って上げたい、労わって上げたいと願うようになるのです。
一生の間でこのように心から愛せる。愛し合う人は少ないものです。
それが結婚と言う形にならないこともあるのです。
だから「私は人を愛すること、恋愛は五感で感じることだと指摘しております」。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦、



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